暑さ、熱中症対策は万全ですか

暑さ対策、熱中症対策と言えば、水分や塩分を補給したり、熱くなった体を冷却するなどの対策が一般的だと思います。また、その対策を怠ると命にかかわる問題に発展するため、 今、暑さ対策、 熱中症対策でも効果が高いグッズが求められています。

注目を集めている熱中症対策グッズは

暑さ対策、熱中症対策で効果が高いものとして人気を集めているのは、飲み物で言えば「OS1」、通勤・通学に人気な「ポータブル扇風機」や「首掛け扇風機」、一日中屋外で作業をするプロの方に人気な「ファン付き作業服」や「アイスベスト」などがあります。暑さ、熱中症対策グッズランキング別に紹介されているサイトをよく見かけます。

冷却効果が高い熱中症対策グッズは

多様な熱中症対策グッズがありますが、冷却効果の高さから考えてみると、長時間使用ができる屋外作業で人気な「ファン付き作業服」が考えられます。アイスベストも屋外作業で使用されておりますが、冷却時間が限られてしまうため、予備の持ち運びや事前の冷却の手間などを考えると敬遠される方も多いと聞きます。

運動中でも熱中症対策できるができるグッズ

冷却効果が高い熱中症対策グッズとしてファン付き作業服が挙げられますが、このファン付き作業服にも弱点があり、 スポーツに使用できない場面や、効果が得られない場面があるのをご存じでしょうか。

近年、スポーツメーカーさんもこぞってファン付き作業服を取りいれ、販売を開始しましたね。しかし、このファン付き作業服を購入したからスポーツ活動中も涼しいという訳ではわけではないのです。

スポーツと言えば、激しく動いたり・飛び跳ねたり・走ったり、そんな場面が付き物です。しかし、そんな場面でファン付き作業服を使用するとどうなるかご存じでしょうか。

激しく動いたり、飛び跳ねたり、走ったりすることで、ファンやバッテリーが上下に振動を始めファンが外れてしまったり、走ることの風圧によって服地の空気の層が潰れてしまい熱中症対策の効果が成り立たなくなることがあるのです。

スポーツファンリュックを開発した私は、実際に灼熱環境下でファン付き作業服を着用しランニングを行ったところ上記の現象が原因で熱中症になってしまいました。しかし、この実際に起きた経験こそが「スポーツファンリュック」の誕生のきっかけにつながったのです。

スポーツファンリュックの開発は、実際の灼熱環境下で運動実験を繰り返し行われました。そしてリュックにファンを搭載する仕組みにたどり着き、さらにフード機能をプラスしたことで、スポーツ活動中においても熱中症に有効とされる部位を連続的に冷却することに成功しました。夏のスポーツ活動中に特化した、動きやすく、軽量で、長時間使用ができる熱中症対策グッズ「スポーツファンリュック」が完成したのです。

スポーツファンリュックの効果

スポーツファンリュックは、中京大学スポーツ科学部との共同研究で、猛暑気温35度の人工気象室において健康な成人男性10人を被検者に検証実験を行いました。

共同研究の結果では、スポーツファンリュックを使用することで体温上昇を31%以上、心拍数上昇を28%以上抑制することが分かったのです。その他にも温度感覚や温熱性快適感も大幅に改善する効果がわかり、スポーツファンリュックの使用が夏の運動に有効であるということが科学的に証明されました。

この中京大学スポーツ科学部との共同研究による結果は、夏のスポーツをされる方にとって朗報と言えるのではないでしょうか。

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